第7回 廃掃法の改正
平成23年4月1日から“廃棄物の処理及び清掃に関する法律(廃掃法)”が改正され、産業廃棄物収集運搬業の許可が合理化されました。

従来は、産業廃棄物の積込み・荷卸しを行う場所の都道府県と各政令市の許可が必要でした。
例えば全国で収集運搬業を行う場合、109もの許可を受けて5年ごとに更新をする義務がありましたが、今回の改正によって47都道府県の許可を受ければ良くなり、手続きが大幅に減ることになったのです!![]()
~廃棄物の処理及び清掃に関する法律(廃掃法)の歴史~
日本で初めて廃棄物に関する法律「汚物掃除法」が誕生したのは110年も昔のことでした。この法律は伝染病の蔓延を防ぐ為に作ったもので、この時に初めて“ゴミ収集は市町村の義務である”と位置付けられたのです。
そして1954年には、廃掃法の前身となる法律「清掃法」が成立し、技術の向上と共に処理施設の建設等を進めるようになりました。
高度経済成長による大量消費、大量廃棄による“公害”、“ごみ問題”による環境汚染が深刻な問題となってきたことで、1970年に「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」が成立しました。
この法律に 分別やリサイクルの考え方を加えるなど、度重なる改正を経て現在の廃掃法となったのです![]()


従来は、産業廃棄物の積込み・荷卸しを行う場所の都道府県と各政令市の許可が必要でした。例えば全国で収集運搬業を行う場合、109もの許可を受けて5年ごとに更新をする義務がありましたが、今回の改正によって47都道府県の許可を受ければ良くなり、手続きが大幅に減ることになったのです!
日本で初めて廃棄物に関する法律「汚物掃除法」が誕生したのは110年も昔のことでした。この法律は伝染病の蔓延を防ぐ為に作ったもので、この時に初めて“ゴミ収集は市町村の義務である”と位置付けられたのです。
そして1954年には、廃掃法の前身となる法律「清掃法」が成立し、技術の向上と共に処理施設の建設等を進めるようになりました。
高度経済成長による大量消費、大量廃棄による“公害”、“ごみ問題”による環境汚染が深刻な問題となってきたことで、1970年に「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」が成立しました。
この法律に 分別やリサイクルの考え方を加えるなど、度重なる改正を経て現在の廃掃法となったのです
